年金Q&A

 

老齢基礎年金は25年保険料払わないともらえない?
・納付期間と免除期間と合算対象期間が対象です
合算期間は年金額に反映されないため「カラ期間」と呼ばれています。合算対象期間には、①昭和61年(1986)3月以前に、国民年金に任意加入できる人が任意加入しなかった期間、②平成3年(1991)3月以前に、学生であるため国民年金に任意加入しなかった期間、③昭和36年(1961)4月以降海外に住んでいた期間、などがあります。
それでも25年未満の場合は国民年金に65才または70才(昭和40年4月1日以前生まれ)まで加入できます
さらに、70才以後に厚生年金の高齢任意加入する方法もあります
 
老齢基礎年金の計算は?
・792,100円(21年度価格)×〔保険料納付月数+(保険料全額免除月数×8分の4)+(保険料4分の1納付月数×8分の5)+(保険料半額納付月数×8分の6)+(保険料4分の3納付月数×8分の7)〕/加入可能年数×12。
 
老齢年金の損得は
 ・保険料を年間20万円(上限の16900円/月を使用)で40年間納付すると約800万円ですが、老齢基礎年金は約79万円/年のため
  65才から80才までもらうと、約1200万円となります
 
老齢基礎年金の繰上げ・繰下げの分岐点は?
  ・60才時に繰上げると30%減額のため76才9ケ月から逆転します
  70才時に繰下げると42%増額しますが81才から逆転します
  ただし、他の留意点もありますし、総額だけでなく自分の老後ライフプランも考えて
  きめることが大切です
 
障害年金で障害認定日から3月以内に提出する診断書が入手できなく請求できない?
 ・認定日頃に診断を受けないとカルテがないため、診断書は書いてくれません
  その時は、現在の障害状態の診断書で請求する事後重症の方法があります

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